働き方

トリリンガルGAFAガール×東大卒ママインスタグラマーが考える、女性のキャリアとライフ

実は、Twitterを始めました。コロナ禍で何か新しいことをやってみようと考えた5月のことです。「東大卒ママインスタグラマー」というお恥ずかしい言葉をプロフィールに書いているのですが、それもTwitter仲間の方々に色々ご相談して決めて、ひとまず名乗り始めた肩書き・・・。笑

自分では名乗るの臆しちゃうけど、わかりやすくて良いかなと思って「郷に入っては郷に従え」!名乗り始めました。

Twitterではたくさんの出会いがありますが、9月末に出会って急速に仲を深めているのが雨宮妻ちゃんです。

話していて気づいたのが「キャリアも私生活も妥協したくない」というのが、私たち2人の共通点だということ。

【キャリア】と【ライフ】をいかに楽しむか。私たちアラサー女性2人は、それぞれ思いっきり悩み、転び、立ち上がり、決断を下してきたことがわかって面白くって。そこをテーマに対談しました。



私たちも、まだ模索している最中です。「こんなことを考えて今までやってきたけど、今後はどうなるかな」状態。就職、転職、出世、結婚、出産・・女性は特に、悩みが尽きません。今読んでくださっているあなたと一緒に、道を切り拓いていきたいと考えています。一緒にキャリアについて考えるきっかけにできたら嬉しいです!

まず、今回対談する私たち2人の自己紹介をさせていただきます。

GAFA営業のトリリンガル妻・雨宮妻ちゃん

 

大学時代にTOEIC970/HSK6 を取得した日英中トリリンガル。語学を活かして大手外資の営業としてキャリアスタート。毎年突き抜けた営業成績を残し、最速でマネジャーへ昇進。20代後半で結婚して異業種からGAFAに転職。キャリアや生き方についてつぶやくTwitterは開始1ヶ月で1万フォロワー突破。プライベートでは50ヶ国にバックパッカーしつつ、あつまれどうぶつの森をせっせと耕しているそうです(笑)

 

東大卒ママインスタグラマー・あかね(私)


東大を卒業後、大手広告代理店に就職。本業で数々の賞を取りながら、インスタを始めて1.9万フォロワー!現在は1歳の女の子を育てるママブロガーとして活動中。20代後半で結婚・出産し、育休中に国家資格のキャリアコンサルタント取得、今はシングルマザーとしてキャリアも子育ても楽しみたいと模索中!長所はポジティブなこと!ドラマオタクで毎シーズン週10本は制覇してます(笑)

「キャリアも私生活も妥協したくない」が、私たち2人の共通点

元々私が雨宮妻ちゃんをTwitterでフォローしてたんだけど、ある日私のインスタに彼女がDMをくれて!びっくり。メッセージのやりとりでも意気投合し、即会うことになりました。

(ペニンシュラ東京のヘイフンテラスで飲茶ランチしたの)

会ってみたら年齢も近くて、話も盛り上がって!

私たち2人の共通点は、キャリアも私生活も・・・何事も妥協したくない、よくばりなところ。笑

 

でも2人の選択や考えはそれぞれ違って、面白い。

「私たちの今話してることって、意外と他の女性の参考にもなるんじゃない?記事にまとめようよ!」と、対談記事を作ることになりました。

どんな人のキャリアにも、人それぞれ今に至るケースがあるから面白い。たくさんのケースを知ることは、自分のキャリアを考えることに繋がると思うのです。私たちが考えてきたことも、1つのケースとして楽しんでいただけたら幸いです。


転職を決めた人、転職を選ばなかった人

2人とも20代後半で転職を考えた時期がありました。でも今、雨宮妻ちゃんは転職した一方で私は転職していないんですね。

雨宮妻ちゃん「私は最初は営業として数字を取ってくるのがとにかく楽しかったんだけど、人一倍結果を出してたら、仕事がどんどん増えていって。良く言えば期待されてたんだけど、キャパオーバーしてる状況も長く続いて、気づいたら毎朝仕事に行くのが嫌で嫌で仕方なくなってた」

 

あかね「私ずっと憧れてた企画職に新卒で配属されて、とにかく嬉しくて。その部署で腰を据えて頑張りたいと思って賞を取ったりもしてたんだけど、その矢先に、いきなり異動を告げられて。「大企業だから仕方ないけど悔しすぎる」って大ダメージを受けた。笑」


「このままの状況で働くのは嫌だ〜!」と強く感じた2人。でも転職した・しなかった、なぜ異なる選択に至ったのでしょうか?

雨宮妻「営業職は好きだけど、もうこの会社は私には合わないかもって感じたのが転職の理由。年収も良かったし人も好きだったけど、会社の方針やマネジメントの方向性がついていけないなって思ったんだよね。私のやりたいことは、違う会社の方が実現できるなって。営業を自由にやることができて、マネジメントもしっかりしている会社を探して、GAFAに行き着いた。」

 

あかね「私は異動を機に大企業の宿命を痛感したし、なかなか納得できない時期もあったけど、自分の会社は好きだった。私は今の会社で企画職への復帰を目指したいなって思ったのね。だからインスタグラムとブログを始めたの。突拍子もないことに感じるかもしれないけど、会社にも「あれ、なんでこんなフォロワー多いの?すごくない?」 → 「時流を掴んでいるなら企画職にやっぱり向いているんじゃない?」と気づいてもらうことを目指したの。壮大な計画!!笑 そしたら数年後に前の部署とは違うけれど近しい企画職に異動が決まって。今すごく幸せに仕事してる」

 

妥協も我慢もしたくない!それなら、妥協も我慢もせずにいられる方法を考えて行動するっきゃない!自分はどうなったら「幸せ」なのか、向き合う時間が大事なのだと思います。

これは私の考えなのですが「嫌」って、すごく大事な感情。今の働き方が嫌だなと思ったら、辛いけど踏ん張りどき。嫌と思った時は、自分を知るチャンスだと思うんです。どうして嫌で、どうしたら嫌じゃないのか、自分と向き合って整理・分析すると、自分が求めているものが見えてきます!それが転職で解決できるならそれも1つの選択肢、転職せずに解決できるならわざわざ転職する必要はありません。

 

何が嫌で、どうなったら嫌じゃないか、が私たち2人で異なったのが転職した・しなかったの分かれ目となりました。

 

キャリアの中で「出産」にベストタイミングはある?

「ママキャリア」ブログをやっているためか、出産のタイミングについてよくご相談をいただきます。雨宮妻ちゃんにも「出産のタイミングってどう考えてた?」って聞かれました。

 

雨宮妻「結婚式が終わった時すぐ妊活かなって気持ちになってたけど、その時って転職もちょっと考えていた時期で。あとどれぐらい今の会社で働くのが良いかな?と思った。まず妊活にどれぐらい時間がかかるかわからないし、妊娠しても産休まで8ヶ月は現職で働く、しかも育休から復帰した直後に好条件で転職できるとも考えづらい、しかも子ども2人以上生むかもだし・・と考えたら、「転職、今だ!!」ってなった(笑)そこからすぐ転職活動を始めて、GAFAに転職できたんだ。今は少し落ち着いたら妊活しようかなって思ってる」

 

あかね「結婚は今がタイミングなのかなと思えたけど、結婚後すぐ出産しようとは思わなかったかなぁ。夫婦だけの日々も大切に過ごしたかったし、結婚後って花嫁インスタグラムが知られるようになって講演に招かれたり活動の幅がぐんぐん広がっていった時期だったから。でも子どもは大好きだし、早く自分の子に人生で会いたいと思っていて、授かったらそれはその時がベストタイミングだと思うけど、本気で妊活を意識し始めるのは2年後以降、それまではあれこれ考えないって決めて過ごしてた!」

 

私はよくばりだから、子どもを産んだからってキャリアはもちろん何かをあきらめたくはないと思う。でもやっぱり子どもが産まれたら子どもと一緒にたくさんの時間を過ごしたいと思ったし、出産前のように好きなときにふらっと一人で行動することはできません。転職を考えているなら尚更、子育ても未知な上に新しい環境での新しい仕事を始めることになる出産直後の転職には確かに相当な覚悟が要ると感じます。

 

でも、だからこそ自分の中で何が譲れないか、明確にしておくことが大事。雨宮妻ちゃんのように目標があるなら気が済むまで!それを達成できるように全力投球してから出産するのもアリだと思いました。本当に、自分次第・・・!覚悟を決めて、出産直後に希望の職場への転職を実現し、仕事も子育てもパワフルに取り組んでいる友人もいます。

 

「出産に完璧なタイミングが訪れるのを待っていたら、いつになるかわからない」というのは会社の同期で私より数年早くママになった友達の言葉。結局どこかで自分で決めるしかないんですよね。

 

副業について、どう考えてる?

転職についてのそれぞれの考え方をお伝えしましたが、副業もこれからのキャリアを語る上で欠かせないトピック。私たち2人もそれぞれ副業の重要性を感じたきっかけがありました。

 

雨宮妻「前職で一番精神的にまいってた時、転職する力も湧いて来ないし、でも辞めたら収入ゼロで暮らしていけない、と思ってゾンビのように毎日出勤している時があった。あ、こうやって過労自殺やうつ病ってうまれるんだなって思った。本当に無理!ってなったその時、辞めても生きていけるようにしなきゃいけないなって思った。」

 

あかね「私も、いきなりトップダウンで部署異動を突きつけられた時に思ったの。会社の収入一本だけに頼るのは、不測の事態が起きた時に他に選択肢がないから我慢するという事になっちゃって、こわいな、無力だな、って。いつでも収入源とできるような柱を築いておいて自分の身は自分で守る必要があるって強く思った。」

 

複数の収入源を持つことは大きなリスクヘッジになります。リスクヘッジなんてせずに本業に邁進しろ!かっこ悪いだろう!とホリエモンのお言葉を見たことがあり、私も耳が痛くなりましたが(笑)リスクヘッジすることで、不必要な心配やモヤモヤを抱えずに邁進することができるという利点はあると思うのです。

そして、私たち2人がチャレンジした分野は同じ「SNS」でした。

 

雨宮妻「私は自分の私生活をそのまま副業にしよう!って考えてる。私もともとすごい携帯中毒で、ずーっとSNS見ている廃人なんだよね(笑)このプライベートの時間をそのまま副業にしちゃえばいいじゃん!って気づいたの。Twitter、インスタ、voicyどれも自分のプライベートで考えたことを投稿してる(笑)」

 

あかね「私はもともと世界観を作ったり、企画をするのが大好き。それでいてキャリアにも興味がある。だから、自分の好きをそのまま活かして、インスタで世界観作ったり、ブログでキャリアについて書いてる。好きをそのまま発信すると、本業が忙しくても無理なく続けられるなって思う!」

 

どんなことを副業にするか、そこは人それぞれ。私たち2人は自分の好きなことや普段から誰に何か言われなくてもやっていることをお金に変えるという発想で副業を始めようと考えていたんですね。

 

何を副業として育てていくか、その探し方は私にとって非常に興味深いテーマ。キャリアコンサルタント の国家資格を取ろうと私が感じたきっかけの大きなひとつ、でもあります。これからも発信していきたいと考えているので、お楽しみに!

 

人生100年時代。いつまで働き続けたい?

「何歳になっても働いていたいよね!」と口を揃えて言って、思わず笑っちゃった。雨宮妻ちゃんも私も今の仕事が大好きだし、相当幸せなキャリアを築いてきたんだと思います。

 

雨宮妻ちゃん「大企業に勤めてるからできる仕事もあるから、私も会社員絶対辞めたくない(笑)一方で自分を発信するSNSの副業ってヨボヨボになっても需要あるかな?ってちょっと疑問なんだけど、その頃にはシルバーyoutuber!とか言って老人のインフルエンサーがめっちゃ流行ってるかもしれない(笑)需要ある限り続けたいし、新しい需要を探しに行くのも楽しそう(笑)」

 

あかね「今、好きを仕事にできていて本当に楽しい。インスタグラムもブログも楽しいし、私は大企業でいろんな人と知り合って一緒に働くのが性に合ってるし今の会社が好きだから会社員もずっと続けたい。でももしいつか起業したくなったら会社員は辞めちゃうかも!どっちにしろ、働くこと自体を辞める自分は想像できないな(笑)」

 

生きるために仕事をする選択もあるけれど、私は楽しいから仕事をしている。せっかく人生の相当な割合を占める「仕事」の時間を楽しみたいから、楽しめる内容・楽しめる形を模索してきたというのもあるけれど、私にとって仕事は本気で楽しいもの。そしてそれは雨宮妻ちゃんにも共通する点のようでした。

 

もちろん辛いこともあるし、人それぞれ楽しいと感じるポイントは違うけれど、私たち2人はなんだかんだ一生「何かしらの形で」仕事を続けるんだと思います。

 

まとめ

まだまだ長い人生。キャリアは人生の中の相当な割合を占めるトピックだからこそ、その時々で良い形を模索していきたいと改めて感じました。

みんなそれぞれ色々なことを考え、悩み、試行錯誤して今に至っています。私と雨宮妻ちゃんのキャリア×ライフ観を一例として今回取り上げましたが、今後も1人でも多くの方が「キャリアって楽しい!」と思っていただけるよう発信していきたいと考えています。

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました!

 

 

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