the地中海の楽園!シチリア島へ【地中海・エーゲ海クルーズ旅行記⑤】

初めて訪れたシチリア。

地中海のほぼ中央に浮かぶ高級リゾートとしても知られ、

3000年も前から数多くの文明が交錯して来た島です。

 

 

東からはギリシャ人、北からはローマ人、

南からはイスラム教徒、

西からはノルマン人やスペイン人・・・

文字通り「文明の十字路」。

 

今では「マフィアの島」の異名も持ちますが、

数多くの人が行き交い、それぞれの文明が反映された地です。

 

かの文豪ゲーテに

「シチリアなしのイタリアは、私達の中に何も形作らない。

シチリアにこそ、全てを解く鍵がある」

と言わしめた、この島の魅力を探りたい

長年の念願がついに叶いました。

 

 

クルーズは、メッシーナ港に到着。

 

乗客は、それぞれの寄港地に到着したら

戻ってくる時間だけ確認して

おのおの違う街に足をのばしたり、

食事を楽しんだりして自由に過ごせる

というのがクルーズ旅行の特徴。

 

 

メッシーナ港の周りを少しだけ観光して

私たちは、タオルミーナへ行きました。

 

 

映画「グラン・ブルー」の撮影地でもある、この地は

「まさに風光明媚」と称される美しい街。

 

 

4月9日広場と聖ジュゼッペ教会にて。

この広場は展望台のように見晴らしが良く、

床のタイルもとてもおしゃれで気に入りました。

 

 

メッシーナ門とカターニャ門を結ぶ

タオルミーナのメインストリート、

「ウンベルト通り」を進み

海に突き出た崖の上に建てられた

「ギリシャ劇場」へ。

 

 

ブログのトップページ画像は、ここでの写真です。

 

 

 

後ろに見えるのは、エトナ山。

今でも噴火を繰り返すヨーロッパ最大の活火山で、

富士山級の大きさだとか。

 

活火山なんて思えないほど、この日は優美で

ゆったりと静かで神々しい美しさでした。

 

 

ブーゲンビリア越しの

タオルミーナの街。

 

建物が色とりどりで、

眺めるだけでわくわくする。

 

 

360°見晴らしが良いので、

逆方面からは美しい青のイオニア海を堪能できます。

 

 

現在の姿は、ローマ時代に改修されたものを修復・保存したもの。

 

・・・ローマ時代に改修!?!?

 

目を疑いました(笑)

←文字で読みました

 

現在でも、夏に毎年芸術祭の舞台となっていたり

劇場として使われているなんて

すごいです。

 

 

タオルミーナに限らず、シチリア島には

ヨーロッパ屈指のリゾートでありながら

文明が交錯した跡がそのまま楽しめる

面白い島だということが、わかりました。

 

 

また、ゆっくり訪れて

パレルモなど他の街も楽しみたいです♡

 

 

 

***

 

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