世界で一番、豪華な場所?旧正月のマカオで花と色の洪水を楽しもう!

エネルギー溢れる花と色とアートの洪水!

中国の旧正月は、日本のお正月とは

また異なる「おめでたい」ムードで観光も楽しいもの。

 

その中でも、世界で一番HOTで豪華絢爛、濃密なエネルギーにあふれている

旧正月のマカオをご紹介。

 

 

マカオといえば、

カジノが有名な街

ポルトガルの名残ある異国情緒あふれる街

・・・漠とした印象を抱いていましたが

 

予想を良い意味で大きく裏切られました!

とっても楽しくてワクワクする街です。

 

 

マカオは、マカオ半島とタイパ島、コロアン島

そしてタイパ島とコロアン島の間を繋いで

埋め立てた「コタイ地区」から構成されます。

 

マカオ半島には

「マカオ歴史地区」があり

イメージしていた、ポルトガルの香りを感じさせる

世界遺産がぎゅっと集まっています。

 

 

 

イエズス会によって1602年に建てられた

「聖ポール天主堂跡」

1835年に消失しましたが、今日では

前壁と階段を見ることができます。

 

この形で残ったのが、また偶然の芸術。

前壁の荘厳さに、しばし言葉を忘れてしまいます。

 

 

ドミニコ会の修道士が建てた

「聖ドミニコ教会」も同様の建築様式。

 

目がさめるイエローの鮮やかさと

グリーンの掛け合わせが、とても素敵でした。

 

 

歴史地区の中心、

ポルトガルの統治下にあった時代の

建築物や石畳に囲まれた「セナド広場」

 

普段は、噴水や建物の様子が

異国情緒あふれる場所のようですが

旧正月は、こんな雰囲気。(笑)

 

 

 

色鮮やかに「the中国!」なオブジェがたくさん。

可愛く見えてきましたけどね・・・!

 

マカオといえば、

パステルカラーの街並みが可愛いと有名。

 

私のオススメは

聖ポール天主堂跡の横手にある、こちら。

 

 

「戀愛巷」と呼ばれるスポットで

ピンクと緑のおうちや

クリーム色と緑のおうちがキュートでした!

 

 

その坂を降りたところにある

エッグタルト屋さんも、絶品だったので

足を伸ばされる際には是非。

 

そ!し!て!

 

毎回恒例、私の大好きな「ホテル巡り」。

ホテル巡りがこんなに楽しい地は

世界中探しても、なかなか無いかも〜〜〜!

 

 

ロビーにも旧正月のお飾りが。

ホテル巡りが楽しいのは「コタイ地区」。

これでもか!

と豪華絢爛なホテルが集結しています。

 

「The Venetian Macao  ザ・ヴェネチアン・マカオ」には、

名前通りヴェネチアを訪れたかのように

運河やゴンドラが屋内にあったり規格外の様相に

サプライズの連続。

 

 

今日は、特に私が

好きだった2つのホテルをピックアップ。

 

1つ目が

「The Parisian Macao  ザ・パリジャン・マカオ」

 

 

パリの邸宅ホテルのような建物。

 

・・・近くから見たら、やっぱりちょっと

わかりやすくテーマパークっぽい邸宅なんですが!(笑)

でも、それでも、その割り切りの良さが

また面白くて好き。

 

こちらのホテル、すごいのが

 

 

 

エッフェル塔が、お庭にあるんですね。(笑)

 

「ザ・パリジャン・マカオ」のシンボルである

このエッフェル塔は高さ125m。

中には展望台やレストランがあります。

 

本家パリのエッフェル塔と違うのは、

きらびやかに色を変えライトアップされること。

 

やっぱりマカオらしい(笑)

 

 

本当にいろんな色に変わるのですが

私は、特にブルーとパープルが好きでした。

 

 

見ていて楽しいです。

こちらのホテルは屋内の装飾も圧巻。

 

 

空間ごとに異なる

色やテーマですが、一貫して

とにかくゴージャス。

 

 

吹き抜けの空間には噴水や

ドーム状の内部構造・・・

教会のようで、教会とは全く違うんですが

エンタメ感があります。

 

「今キテる」場所ならではの勢いがビシビシ伝わり、いるだけで元気が湧いてきます!

 

 

 

2つ目のお気に入りは、

私のこの旅で1番のお気に入りなんですが

「Wynn Palace Macau  ウィン・パレス・マカオ」

 

 

何と言っても、こちらのホテルは華やか!!!

ゴールドを基調に、まさに花と色のアートの洪水。

 

 

色とりどりの花が至るところに飾られ、

花の色彩の組み合わせの斬新さ、

デザインの独創性には目をみはるばかり。

 

著名デザイナー「プレストン・ベイリー」が

WYNN PALACEのために創り上げた巨大な花の彫刻は、圧巻です。

 

 

 

花で創られた観覧車、メリーゴーランド・・・

想像したこともないような芸術作品が

巨大サイズで目の前に現れるときの歓喜といったら!

サプライズに満ちた、おめでたい空間で、非日常を過ごせるのです。

 

もはや、ホテルというよりアミューズメントパーク。

 

 

一歩、ホテルに足を踏み入れたとたん

鼻孔を花の甘い香りがくすぐります。

 

 

また、WYNN PALACE内には随所にアートの展示が見られます。

これらのアート作品は、目利きコレクターとして

世界中で一目置かれているスティーブ・ウィンによって

セレクトされたもの。

スティーブ・ウィンは長年に渡って

希少なシノワズリ作品を収集していることでも知られ、

ウィン・マカオ開業前の2006年に誓った

「中国美術を中国へ」という約束を果たしながら

優れた西洋とアジアの芸術作品をマカオに集めています。

 

たくさんの作品がパブリックスペースの見やすい場所に

展示されており、

誰もが自由に芸術作品を鑑賞することができるというのも

マカオの贅沢な魅力。

 

芸術は美術館で鑑賞するものではなく

共有するものであると感じ、新鮮です。

 

どれもユニークで、ポップ。

見ているだけでワクワクを与えてもらえます。

 

アート作品の中でも、特に注目を集めていたのが、この「チューリップ」。

 

 

バルーンアートのチューリップを模した作品ですが、

その光沢感や見たこともない大きさが新鮮。

実際には3トン以上のステンレス鋼で精緻に作成されています!

子供の頃、風船をひねって作ってもらったチューリップを

もらって嬉しかった記憶がよみがえってきました。

 

この作品「チューリップ」には

なんと5つのバージョンがあり、

それぞれが特有の色と花の配置で

アレンジされているそうなのですが、

他のバージョンは、スペイン・ビルバオにあるグッゲンハイム美術館と

カリフォルニア州ロサンゼルスにあるブロード美術館に展示されています。

他のバージョンは著名な美術館に展示されている作品が

ホテルの中に飾られているという点も、

やはりマカオの闊達な気風を感じさせますね。

 

 

華やかで、遊び心があって。

最高に楽しいホテル巡りが可能なマカオ。

 

歴史を感じさせる顔と

ラグジュアリーで豪奢な顔を併せ持つ

この街に、

私は探究心のスイッチを押されてしまいました。

 

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